有限会社 マナカテクニカ 様(茨城県)
土木工事業
従業員:10名(技術者4名、オペレーター2名、作業員2名、事務1、営業1名)
保有重機:SK75SR +engconチルトローテータ +iDig2D、3DMC(+自動追尾TS)
~ iDigはチルトローテータとの相性がいいので便利 ~
―ICT施工についてどのようにお考えですか?
もともと3Dデータを自社で作成できるので、ICT施工の考え方に抵抗はありませんでした。
ICTありきで工種を限定せず、現場の状況に応じて効率よく使っています。
―iDigとチルトローテータを導入された経緯は?
以前からチルトローテータに興味があり、日本で発売された当初から導入を検討していましたが、
初めは大型建機向けのモデルしかありませんでした。個人的にはチルトローテータは広い現場で大型建機で利用するよりも、むしろ狭い現場でこそ効果的だろうという事をイメージしていました。
その後ミニショベル+engconチルトローテータが発売された際、チルト角度の表示ができるシステムがあればさらに便利だろうと考え、マシンガイダンス製品の同時購入を検討しました。いくつかの選択肢がある中で、「法面の角度を一目瞭然で確認できる」、「傾斜単位(度分秒/%)が選べる」、「複数の建機に載せ替えができる」というメリットでiDigを採用しました。
―iDigを使用されてどうお感じですか?
とても便利に使っています。チルトローテータをつけた時、バケット周りのケーブルの取り回しがないのでスッキリしていて、iDigが「ワイヤレス」である事は、大きな利点だと感じています。
―センサーの取外しが簡単で、盗難防止やセンサーを保護できるのが利点ですが、毎回取り外していらっしゃいますか?
はい、作業後は取り外しています。つけっぱなしだと放電してしまうので、事務所の蛍光灯の下に置いて充電してます。
―iDigを実際使用された感想はいかがですか?
iDigはバケットの角度がわかりやすく、チルトローテータとの相性がとてもいいと感じています。
道路掘削工事をはじめ様々な工事で便利に使用しています。
iDigとチルトローテータでの応用的な使い方を紹介すると、
クローラー部分に対して上部を90°回転して、法面の縦断方向にバケットをあて、
重機を横移動することで法面を均すことができます。(動画リンク参照↓)
2DMGは重機の位置を移動すると基準点の設定が必要ですが、この場合は影響しません。
他にもアイデア次第でいろんな使い方が広がります。
―iDigとチルトの利点を生かした画期的な方法を編み出されて素晴らしいですね。お忙しい中、導入経緯・使用感・事例などをお聞かせ頂き有難うございました。
マナカテクニカ様 iDigを使用した工事例はこちら