オーケーリース株式会社 様(島根県)
建設機械のレンタル・販売・修理+ICT導入支援業

島根県をメインに建機のレンタル・修理業務を行っています。4年前から徐々にICT導入支援に取り組み始め、島根県でiDigを計12台販売しました。(2023年5月時点)
実際iDigも取付けもおこなっていらっしゃいますね?
:お客様が一番求めてるのはアフターフォローがしっかりしてる事なので、最初はホーシン様にサポートしていただきましたが、最終的には自分達で取り付けられるのが一番と思い、日々勉強しています。(※iDig設置工程の動画→こちら)
iDigを導入頂いたユーザーの反応は?
:3次元MG,MCを購入したいお客様もいるが、現状3次元機械を導入しようとすると、コスト面で他とのバランスで全部導入できるわけではない。まず2Dを入口にして、慣れてからステップアップで3Dに移行するのもありかなと。まず実際使って頂いて、建築の基礎工事・民間工事の現場で「すごい生産性が上がった」と言って頂ける所がiDigの良さだと思います。
ちなみに3次元MG求めてたお客様が2D使った反応はどうでしたか?
:3DデータはあるがGNSS通信などの制限もあって、ようやく使えるーという状況もあるので、「2Dは場所を選ばない点がいい」との反応を頂いています。
iDigを販売されて感じた事などありますか?
:3D・2D違いはやはりあるが、『お客様に合ったもの』を提供したいという思いが強くて。展示会でも3Dの華やかな展示が注目されてたり、実際島根でも工事が沢山ありますが、一番生産性上げたいお客さんの状況って、「高齢化が進んでたり、従業員さんが少なくなってきた、でも仕事を続けていかないといけない」ーという状況。それに対して何ができるかというと、機械や施工の部分で何か工夫が必要になってくる。その時、iDigがある事で、1人手元作業員が削減できる、効率よく作業ができるというのは大きい。そういったことを感じてもらえるような展開でやっています。
2Dと3Dの違いについてどうお考えですか?
:それぞれの良さがあり、3DはGNSSが必要で精度だしたり、いろんな条件が合って、もちろん設計データやローカライズなど色々なものが必要です。2Dは機械に付ければ現場行ったその日から使えるのがいい点。導入のハードルが少し下がってくる。現場を選ばない、いろんな場面で使えるのがiDigの強みだと思います。お客様にあったシステムって絶対あると思うんですよ。2Dがいいお客様もいれば、もうお客様なら3Dシステム使ったほうががいいよねという場合もある。いろんなメーカーさんがそれぞれの良さを出しながらシステム開発してらっしゃるので、『お客様に合ったもの』を選んで頂くのが一番だと思います。
導入のしやすさは大事ですね。
:ハードルが高すぎると導入しづらい。お客様がどう考え、どう改善したいのか、状況をヒアリングしながらアドバイスしてます。iDigを販売できるのは選択肢が広がるのがありがたい。
無理に難しく考えて導入のハードルが高くなってしまってもよくないですね。
:僕らがハードルを上げすぎてしまう場合も。情報だけが先にありすぎて、ICT=難しいものという捉え方も多い。実際は難しいものじゃないーというのを僕らが実際の技術者に伝えていく必要があります。
御社が保有するICT機器について
:iDigをはじめ、3Dのシステムもあります。どんどん状況が変わっているので対応していきたいと思います。島根県中心にICTに取り組んでいますが、地域性で出来る事・出来ない事あります。その中で新しいものを取り入れて、少しでも地域にICTが普及できるよう取組んでいきます。何かあればお問い合わせください。
(以上 CSPIでの対談から抜粋)
※参考動画:iDigの設置工程(センサー設置~キャリブレーション)